バングラデシュでは街のいたるところに物乞いをする大人や子どもがいた
小さな赤ちゃんを抱き、買い物をする私達の後をずっとついてきて
赤ちゃんを指さしたあと、片手を私達に差出し何か恵んでほしいと訴える若い女性
若い男性の写真を私に見せて この子と結婚してくれと懇願する年老いた女性
ずっと片手を差し出しながらついてくる小さな子ども
何ももらえないとわかるとさっさと母親の元に走って戻っていく
どうしたらいいかわからなかった
バングラデシュはまだカースト制度が根強く残り、トイレ掃除の家に生まれると
仕事がトイレ掃除しかないと聞いた
なんか切ない。夢とか希望とかあるのかな?
私一人の力では何もできないけど、でもできることってあるんじゃないかな
介護という仕事で雇用が生み出せたらという想いがまたむくむくと湧いてきた
佐藤
※船乗り場 小さな手を差し出してくる子どもの姿が切なかった。