私が海外で介護施設を作りたいと思ったきっかけ(後編)

バングラデシュの首都ダッカの街は男性だらけ・・・のような印象があった

なんで??

専門家ではないのでここでは詳しいことは書けないが

宗教的なことや、家事使用人の問題等女性を取り巻く環境に理由がありそうだ

ダッカから渋滞の道を4時間かけて着いた場所ハルアガット

ここにはエクマットラのアカデミーがあり、そこでストレートチルドレンだった男の子達が

学んでいる

同じ敷地内に地域の女性たちが働く工房がある

ここで働く女性たちと話をすることができた

「夫からもらう少ない家計費でやりくりしながら子育てをしていたが、今は工房で働き自分でお金を稼ぐことが

できるので余裕もできとても嬉しい」とキラキラ輝く笑顔で話す姿が印象的だった

また夫が自分と子どもを置いて若い女性と出ていったと話す女性に

「あんたの方がずっと綺麗よ!」って励まし皆で笑い飛ばす場面もあった

明るい・・・すごい・・・

控えめで美しく、だけど芯の強いバングラデシュの女性

この女性たちが自分たちで生きる道を切り開くお手伝いを私もしたい

まだ幼い女の子たちが家事使用人という密室での重労働ではなく

大勢の目のある場所で正当なお給料をもらえる仕組みづくりのお手伝いがしたい

私に何ができるかな

「介護」そうだ!介護施設だ!

いつの日かバングラデシュでも介護施設が必要になる時が来て、その開設のお手伝いができたら

私は最高にうれしい

佐藤