バングラデシュに行って一番衝撃的だったのはスラム街を間近で見た時
写真を見てわかる通り、スラム街と道1本挟んでそこにあるのは高層ビル
ビルに入るとここは日本か!?と思う程日本の商業ビルと変わらない
スラムの人々は確かに明るく活発であるが
環境的には厳しさを感じる
小さな女の子が一人で歌いながら踊っている横で、瓦礫に薄い布1枚敷いて
そこに横たわる母親らしき女性の姿が今も脳裏に焼き付いている
たまたま生まれ落ちた場所が裕福な家だった
たまたま生まれ落ちた場所がスラムだった
そして私はたまたま生まれ落ちた場所が日本だった
ただそれだけなのにこんなにも差があるのか!と心が苦しくなった
その場所だけにいると、自分の環境を恨んだり、もっと裕福に、もっと幸せに
ともっともっとの気持ちが強くなるけど
世界を見ると自分の「今」を客観視できる
今の環境に感謝をし、私は何をすべきか
だから私はもっと世界を見たいと思った
佐藤